【レネゲードの安全装備も魅力】購入前に知っておくべきレネゲードの安全性能

renagade safe ジープ
  • ハイオクだし燃費も良くないけど、レネゲードのデザインに一目惚れした!
  • 後期モデルからは不具合も減ってみたいだし、高い修理費用や部品代も問題なさそう!
  • それでも、「買ってはいけない」「後悔」するという口コミが気になる・・・

ジープブランドの一番コンパクトなSUVで女性の支持も多い「レネゲード」。ジープブランドながらイタリア生産のため欧州仕様のハイオクガソリンが使用されており、燃費もそこまで良くないことから高い維持費が懸念材料に。

また、輸入車特有の事情として挙げられる「個体ごとの品質が不安定」な点も、高い修理費が発生するのではないかと不安になります。

それらの不安も、オリジナリティのある圧倒的な見た目・デザインがあれば許せる!という方がほとんどかと思います。

一方で、気になるのは「レネゲード 買ってはいけない」「レネゲード 後悔」などの検索結果が多い点です。

そんな「買ってはいけない」「後悔」という検索結果に対してレネゲードの安全性能という観点で、本当に「買ってはいけない」車なのかを解説します。

レネゲードが見た目やデザインという魅力だけでなく、十分な安全性能を備えたおすすめの車であることを紹介しますので、レネゲードの購入を検討している人は、是非最後まで読んでください。

安心な6つの安全装備

レネゲードに搭載されている安全装備はグレードや年式によって異なります。2022年のスタンダードモデルのLimited(リミテッド)の安全装備は以下の通りとなります。

1:クラッシュミティゲーション付前面衝突警報(FCW)
他の車両に急接近しそうになった場合、音と表示で警告。ドライバーが一定時間内に対応しないと再度警告を発信し、それでも衝突するおそれがある場合は、自動的にブレーキが作動し衝突被害を軽減します。

Jeep公式サイトより引用

2:車線逸脱警報
カメラで車両と車線の位置を監視することで、車両が車線の外側に出ている場合やドライバーが一定時間ステアリングホイールから手を離している場合、警告ランプやハンドルに振動を与えることでドライバーに注意を喚起。一定時間反応がない場合、自動でハンドル補正を実行。

3:ACC(アダプティブ クルーズ コントロール)
速度を自動調節することで、前方車両との安全な車間距離をキープします。

4:ブラインドスポットモニター/リヤクロストラフィックアラート
側方や後方の死角に他の車両など物体が入ってきた時、ドアミラー上のアイコンが点灯し、警告音で注意を喚起します。

Jeep公式サイトより引用

5:リアバックカメラ/パーキングアシスト
後退時の安全機能で自車のすぐ後ろの様子をタッチパネルモニターに広角映像で表示します。映像にはステアリング角度に応じて曲がるダイナミックグッドラインが表示され、駐車スペースが狭い場所への後退操作をサポートします。

6:エレクトロニック・スタビリティ・コントロール(横滑り防止装置)
突然の路面状況の変化や、危険回避などのために急激なステアリング操作をして自動車の車両姿勢が乱れた際、横滑りなどの車両の不安定な挙動を抑制し、走行安定性を確保し、車両の姿勢を安定させるシステム

先進安全装備とは

上記の通りレネゲードには先進の安全装備が標準搭載されておりますので、運転技術に不安がある方や、軽自動車からの乗り換えなどでSUVの運転に不慣れな方にも安心しておすすめできます。

一方で、他メーカーではレネゲードに搭載されている安全装備以外にも多くの安全装備が開発されてます。

それらの先進安全装備を搭載した自動車は「先進安全自動車(ASV)」と呼ばれ、国土交通省が古くから推進計画(ASV推進計画)を進めています。

以下は、国土交通省が定めている先進安全装備の主な機能の概要となります。

国土交通省 ASV推進計画資料より引用

様々な先進安全装備が開発されていますが自動車の安全装備には、事故が起きってしまった場合に被害が最小限になるような機能(パッシブセーフティ)と、事後が起きないように未然に防止する機能(アクティブセーフティ)の2つの機能があります。

先に解説した通り、レネゲードはこの2つをカバーできる標準的な機能を備えていることがわかります。

そのため、レネゲードは自動車の安全性能を評価する公的機関からも高い評価を受けています。

自動車の「安全性能」を評価する【NCAP】

自動車の安全性能(衝突安全性能)を評価するアセスメントプログラムのことを「NCAP」と言います。

日本で行われている自動車アセスメントはJNCAPの略称を用いています。

自動車アセスメントの評価項目や試験方法は、交通事情や交通事故発生状況を老慮して決められますので、各NCAPで評価項目や試験方法は異なります。

残念ながらレネゲードは外国車のため、JNCAPでの評価は受けておりません。

そのため、生産工場であるイタリア(ユーロNCAP)での評価を解説します。結論から言うと、ユーロNCAPでは、評価は5段階中3位という評価となっております。(2019年式が最新のモデルとしてテストされています)

ユーロNCAPの評価より引用

歩行者に対する評価や予防安全機能は少々低めですが、運転者や同乗者およびチャイルドシートのお子さんへの評価は高い評価となっております。

これは、レネゲードが強固なモノコックボディ構造でできていることや、シート全体をカバーする標準装備のエアバッグシステム(フロント エアバッグ、フロント補助サイドカーテンエアバッグ、フロントシートサイドエアバッグ、運転席側ニーエアバッグ)が運転者や同乗者を守ることがテスト結果から評価されているためです。

ユーロNCAP 衝突安全テストより引用:衝撃に強い車体と同乗者をエアバックがしっかり守っていることがわかります。

アメリカ 保険業界が設立した【IIHS】

自動車の安全性能(衝突安全性能)を評価するNCAPとは別に、アメリカの保険業界が1959年に設立した【IIHS】も衝突安全試験や安全装置の性能試験を実施している。

IIHSの場合は、総合評価でのポイントはなく「事故時の乗組員に対する耐衝撃性」「事故の予防と回避」「シートベルトとチャイルドシート」「その他の安全装備」という4つの観点から評価を行っている。

ユーロNCAP同様に衝撃試験のテストの模様はユーチューブから確認できるようになっています。

IIHSでの評価もユーロNCAP同様に、歩行者や予防安全評価は少々点数が少ないが、耐衝撃性では高い評価を受けています。

IIHS レネゲードの評価より引用

コンパクトSUVで安全性能が高い車は?

ユーロNCAPやIIHSでは車両サイズごとに安全性能が一番高い車を毎年選出しています。

レネゲードと同じ車両サイズ「スモールSUV」での2023年の優秀車両の結果は以下の通りです。

■ユーロNCAP 2022 スモール SUV ベストカー

テスラ モデルY:耐衝撃性だけでなく、安全運転支援システムなどでも高得点

ユーロNCAPより引用

■IIHS 2023 スモールSUV ベストカー

HONDA CR-V

IIHSより引用

HONDA HR-V

IIHSより引用

LEXUS UX

IIHSより引用

SUBARU ソルテラ

IIHSより引用

なんとIIIHSでは日本車が4社もベストカーとして選出されております。

また、SUBARUのソルテラは2022年のJNCAPでもファイブスター賞を受賞しており、その安全性が評価されております。やはり、安全性という観点では日本車が断然に強いです。

まとめ

  • レネゲードはデザインだけでなく安全面でもおすすめ
  • 特に、事故時の耐衝撃性が高く、乗組員の安全性が担保されている
  • 安全性という観点では、日本車が世界でも高く評価されている
タイトルとURLをコピーしました