Jeep(ジープ)レネゲード ルーフキャリアの選び方とは?

roof rack レネゲード

ファミリーキャンプの問題を解決!レネゲードでおすすめのルーフキャリア!

ジープレネゲードは街乗りもできるコンパクトSUVですが、山道や林道などの山間部の走行やキャンプなどにも適した車といえます。最大5人乗車でき、荷室容量も後部座席使用時で525L、後部座席を倒した場合は1,440Lと他のコンパクトSUVと比較しても平均的な大きさとなりますので、キャンプなどで必要な荷物も基本的には問題なく積み込むことができます。

しかしながら、これだけの荷室容量があっても家族3名~4名で1泊2日のキャンプとなるとテントやらタープやら寝袋など、あっという間に荷室がパンパンになってしまうことも。

また、せっかくキャンプだからということであれもこれもと、ギアの数は多くなりがち。日帰りキャンプでBBQだけという場合なら全く問題になりませんが、ファミリーキャンプではルーフキャリア(ルーフラック)をうまく活用することが非常に重要となります。

そこで本記事では、ジープレネゲードに適したルーフキャリア(ルーフラック)の選び方について詳しく解説します。

そもそもルーフキャリア、ルーフラックとは?

ルーフキャリアとは、「ベースキャリア」と「アタッチメント」という2つのパーツに分類されます。

まず、「ベースキャリア」とはアタッチメントを設置する上で必ず必要となるパーツ(土台)となります。この「ベースキャリア」にも3つの部品が必要で、アタッチメントを取り付ける「バー」、バーの土台となる「フット」、フットを車に固定する取り付け金具の3つから成り立っています。取り付け金具については、フットとセットになっているケースもあります。

次に「アタッチメント」ですが、こちらは積載したい荷物や用途に応じて取り換えることが可能なパーツとなります。例えば、ルーフボックス・ルーフラック・サーフボード用やスキー、サイクリング用など、多種多様なアタッチメントが用意されています。

ルーフボックスは荷物をボックスの中に収納して使うタイプのため、風雨から荷物を守ることができます。一方で、ルーフラックのみの場合は荷物を風雨から守る工夫や、荷物が落ちないような工夫をする必要があります。

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ジープ純正のルーフキャリア(ルーフラック)

ジープ純正のルーフキャリアは、ルーフボックスからルーフキャリアなど幅広く品ぞろえがあります。デザインを見ると、一部「スーリー(Thule)」のロゴなども確認できることから、スーリーのOEM製品なのかもしれません。詳しくは以下をご確認ください。

https://www.jeep-japan.com/content/dam/cross-regional/apac/jeep/ja_jp/after-sales-service/pdf/MY19_Renegade_Accessories_Catalog_201902P001_Lock.pdf

また、ファミリーキャンプで遠出するときに気になるガソリン代ですが、レネゲードのガソリン代(燃費)についてまとめた記事もありますので、詳しくは以下からご確認ください。 

世界的にも有名なルーフキャリア専門メーカー「スーリー(Thule)」

ジープ純正品以外にも大きく3つのメーカー製品がレネゲードにフィットします。まず1つ目は、世界的にも有名なルーフキャリア専門メーカー「スーリー(Thule)」のルーフキャリアです。

「スーリー(Thule)」のルーフキャリアの選び方は、ステップ1「クルマをみつける」でブランドを選択します。その後、ステップ2「年式で選ぶ」、ステップ3「車種を選ぶ」、ステップ4「ルーフの種類を選ぶ」を選択すると該当の車に適した「ベースキャリア」が表示されます。

ベースキャリアのイメージ

ここまでで「ベースキャリア」が選べました。レネゲードの場合は、5つのタイプが適合するようです。値段は色や形、仕様によって価格差があり3万円台~8万円台となっております。

ベースキャリアシステム | Thule | 日本
クルマの可能性と冒険の楽しみがさらに広がる、Thuleのルーフキャリア。安全・確実・スタイリッシュに荷物を運べます。理想のカールーフキャリアはこちらから。
「スーリー(Thule)」のベースキャリアを選ぶ

次に、キャリアに載せる「ルーフボックス」もしくは「ルーフバスケット」を選びます。「ルーフボックス」とは開閉扉がある箱型タイプで防水や防塵に強く、ややスポーティな見た目で種類も豊富です。一方で「ルーフバスケット」とは、ラックのみのため風雨の影響をダイレクトに受けます。その分、積載できる荷物の自由度が高く値段も安くなっております。やや武骨な見た目にもなります。

ルーフボックスのイメージ

「ルーフボックス」はソフトタイプが2種類、ハードタイプが27種類とラインアップが豊富です。値段はソフトタイプで5万円台~7万円台、ハードタイプで11万円台~39万円台となっております。

ルーフボックス | Thule | 日本
Thuleカーゴボックスは、余分な荷物を安全に運ぶための代表的な選択肢です。カートップキャリアで、あなたの荷物にぴったりのキャリアが見つかります。
「スーリー(Thule)」のルーフボックス

「ルーフバスケット」は残念ながら1種類しかなく値段は約8万円となります。また、「ルーフバスケット」の場合は荷物を固定するネットも必要となり、ネットは約1万円となります。

ルーフバスケットのイメージ
Thule Canyon XT | Thule | 日本
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「スーリー(Thule)」のルーフバスケット

カー用品大手の国内メーカー「イノー(inno)」

「イノー(inno)」は国内メーカーである、株式会社カーメイトの車載キャリアブランドです。国産車だけでなく輸入車にも幅広く対応した製品を保有しており、カスタマーサポートも日本語対応。リーズナブルな価格帯であることも魅力の1つです。

「イノー(inno)」のルーフキャリアの選び方も、「スーリー(Thule)」と同様のステップとなります。まずは「ベースキャリア」を選ぶのですが、レネゲードの適合品種は以下から確認できます。

車種別適合情報 - 株式会社カーメイト-
カー用品の総合メーカー カーメイトが製品についての各種サポート情報をご紹介いたします。お問合せについては、電話・FAX・WEBフォームでカーメイトサービスセンターまでお願いいたします。
「イノー(inno)」レネゲードのベースキャリア

因みに、「イノー(inno)」の「ベースキャリア」は、「ステー」「フック」「バー」の3種類で構成されております。それぞれの組み合わせに応じて色々なカスタマイズが可能となっております。

「イノー(inno)」のベースキャリア https://www.innoracks.com/jp/products/basic/index.htmlから引用

次にレネゲードに適合した「ルーフボックス」と「ルーフバスケット(イノーの場合はルーフラック)」を選びます。

「ルーフボックス」の場合は、19種類のラインアップがあり値段は4万円台~11万円台となっております。

「ルーフラック」の場合は、「スーリー(Thule)」と比べると非常に多く揃えられており11種類のラインアップで、1万円台~8万円台となっております。「イノー(inno)」の「ルーフラック」もネットが必要でオプションでバスケットタイプにカスタムすることも可能です。

ルーフラック+ネットのイメージ(バスケットになってない)

レネゲードでキャンプなら、武骨なルーフラック「イノー(inno)」 

ファミリーキャンプとなると山、川、湖など自然豊かな場所で自由に遊ぶ・食べる・ゆったりするのが醍醐味!そんなアウトドアではJeep(ジープ)の武骨さとレネゲードが持つ独特なデザインが、ひと際映えます。

そういう意味では、武骨さを持った「ルーフラック(ルーフバスケット)」がレネゲードにマッチしていると思います。実際に筆者も「イノー(inno)」のルーフラックを購入した一人です。ぜひ、レネゲードと一緒に楽しいファミリーキャンプをお過ごしください。

まとめ

  • ルーフキャリアは「ベースキャリア」を選んで「ルーフボックス」か「ルーフバスケット」を選ぶ
  • 「ジープ純正」「「スーリー(Thule)」「イノー(inno)」から選べる
  • レネゲードのファミリーキャンプなら武骨さ重視の「ルーフバスケット」
  • 「ルーフバスケット」なら種類が豊富でリーズナブルな「イノー(inno)」がおすすめ

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